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2026/04/17 20:43 ~ なし

第7回 遊びの誘惑

放課後の校門前は、いつもざわついていた。
私服校ということもあり、制服という区切りがないぶん、学校と外の世界の境目が曖昧だった。

「なあ涼介、今日ヒマ?」

声をかけてきたのは、同じクラスの佐藤だった。
彼は最近、授業にもほとんど出ていない。だが、どこか楽しそうだった。

「駅前のカラオケ行こうぜ。どうせ今さら勉強しても変わんないだろ?」

その言葉は、冗談のようでいて、妙に胸に刺さった。

――今さら。

それは、涼介が自分自身に何度も言い聞かせてきた言葉だった。

卓球部をやめた夏。
成績は上がらないまま。
ノートを開くたびに、分からない問題ばかりが目につく。

「どうせ追いつけない」
「今からやっても無駄」

そんな考えが、頭の中を占領していた。

街の明るい照明。
スマホの画面に流れる短い動画。
笑っている間だけ、何も考えなくて済む時間。

それは、涼介にとって救いだった。

気づけば、放課後はほとんどその時間に消えていた。
授業をサボる日も増えた。

先生に注意されても、心は動かなかった。

「どうせ俺は、できない側なんだ」

いつからだろう。
自分をそう位置づけるのが、当たり前になったのは。

中学時代、「できるやつ」と言われていた自分。
進学校に合格した自分。

その記憶は、遠い過去のものだった。

夜。
机に向かっても、ペンは動かない。

代わりに、スマホが光る。

――通知。
――
誘い。
――
どうでもいい動画。

涼介は、それを拒まなかった。

拒む理由が、もう見つからなかったからだ。

だがそのとき、彼はまだ知らなかった。

この「逃げ」が、のちに自分を一番苦しめることになるという事実を。


成績が落ちたあと、人は二つの道に分かれます

涼介のように、
「どうせ無理だ」と現実から距離を取ってしまう生徒は少なくありません。

それは、怠けではありません。
立て直し方を知らないだけです。

もし今、

  • 勉強から逃げてしまっている
  • スマホや遊びに流れている
  • 「やらなきゃ」と思うほど動けない

そんな状態なら、一度状況を整理する必要があります。

ネクストリーダーでは、
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責めることはしません。
まず「なぜそうなったのか」から、一緒に考えます。

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