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2025/11/19 06:40 ~ なし
勉強しているけど点数・偏差値が上がらない人へ その3
九九と計算ドリルに学ぶ「勉強の正しい順番」
みなさんこんにちは!
長野県須坂市の学習塾ネクストリーダー塾長の山下です!
今日は前回の続き
勉強が嫌い、苦手な人におススメしたい具体例な勉強方法についてお知らせします。
ヒントは小学生の算数で二年生に学ぶ「掛け算の九九」にあります!
いきなり計算ドリルを解く子はいませんよね。まずは声に出して九九を何度も繰り返し、自然に覚える。
九九を覚えてから、ようやく計算ドリルに進む——これが正しい順番です。
ところが学年が上がるにつれて、この順番を忘れてしまう人が増えます。
たとえば数学なら「教科書で定義や例題を理解→問題を解く」、
英語なら「単語や文の意味を理解→長文問題を読む」という流れが本来の学び方。
なのに、いきなり問題集を開いて“とにかく解く”ことから始めてしまう。
ネクストリーダーでも、この“順序の逆転”が学習のつまずきの原因になっていることが多いです。
九九から計算ドリルに進むように、基礎から順に積み上げる勉強こそが、本当に力になるのです。
具体例な手順としては
1.勉強したい単元の教科書に載っている知識を学校や塾の先生、勉強のできる友達に聞いてしっかり理解する。
2.理解した知識を確実に暗記する。
暗記は紙に書くのではなく、覚えるまで何度も呪文のように唱える。
数学や理科の問題は答えではなく、答えの出し方を暗記する。
3.暗記できた!と思ったら、勉強のできる友達に聞いてもらう。
自分で確認テストを作って解いてみるのも良い。
4.ここで初めて問題集の登場です。
暗記した単元の問題集の基本問題から解いていく。
徐々に難易度を上げていき、自力で解けない問題は解説を読んで理解する。
理解できない問題は、先生やできる友達にしつこく聞く。
理解できたら解き方を暗記する。
使用する問題集は、数学や理科や国語なら問題数が少なく、解説が詳しいもの
英語や古典なら全訳が詳しく載っているものを選びましょう!