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2026/03/19 22:57 ~ なし
第1回 1ケタ合格の少年
涼介は、自分が「落ちる」側の人間だとは思っていなかった。
中学三年の冬、公立高校入試。
結果は、学年でも指折りの順位だった。
「すごいな」
「進学校でも余裕じゃん」
周囲の言葉を、涼介はどこか他人事のように聞いていた。
自分はただ、言われた通りにやってきただけだ。
中学時代、彼は地域でも有名な集団塾に通っていた。
課題は多く、確認テストは厳しく、「考える前にやれ」が合言葉のような場所だった。
だが、涼介はそこで結果を出した。だから信じてしまった。
――このやり方で、これからも行ける。
進学校に入学した春。胸の奥にあったのは不安よりも安心だった。
「ここまで来たんだから、もう大丈夫だろ」
だが、高校の授業は、静かに、確実に、涼介の足元を崩し始めていた。
最初につまずいたのは、数学だった。
板書のスピード。説明の少なさ。「わかる前提」で進んでいく空気。
分からない、と思った瞬間には、もう次に進んでいる。
質問しようにも、「何が分からないのか」が分からなかった。
気づけば、ノートは空白が増え、テストでは途中式のない答案が返ってくるようになった。
それでも涼介は、自分に言い聞かせた。
「そのうち慣れる」
「今だけだ」
その言葉が、どれほど危ういものだったのか――彼が知るのは、まだ先のことだった。
▶ 学年上位だったのに、なぜつまずくのか?
涼介の物語は、特別な話ではありません。
進学校に入った多くの生徒が、同じ壁にぶつかります。
もし今、
- 高校の勉強についていけない
- 中学までのやり方が通用しない
- 「このままで大丈夫か」と感じている
なら、一度立ち止まって整理することが必要です。
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